実家のリフォーム、段階的に介護仕様に。

1.突然の電話。お父さんが骨折した!



我が家の父は元気な方だと思っていました。退職後は母とよく旅行に行き、お散歩にも一緒に行くようでした。そんな父が骨折したというので、交通事故にでもあったのかと思いました。ところが、どこでというと、家の中で転んで骨折したというので、びっくりしました。夜、おトイレに立ち、洗面台のところでつまづいたというのです。住み始めて40年、そこに段差があることは知っていたはずです。それでも、足がもつれて倒れて骨折です。このことがきっかけで、実家のバリアフリー化を考えるようになりました。



2.介護が必要になってからでは遅い。



実家のバリアフリー化を進めるにあたり、義理の姉に相談しました。なぜ彼女に相談したかというと、ご主人のお母様の介護をしていると聞いていたからです。父の骨折の件を言うと、リフォームをする経済的余力があるのなら、今のうちから将来のことを考えリフォームをしておくといいと言われました。というのも、介護が始まってからリフォームをしようとすると、十分に検討ができないことがあるからとのことでした。経験者の言葉は重く、両親を説得するのに役に立ちました。



3.まずは段差をなくすリフォーム。



両親はリフォームをすること自体は受け入れてくれましたが、介護仕様に全てを変えるほど、自分たちは老いていないと思っているようでした。そこで、まずは段差をなくすリフォームをして、私を安心させて欲しいとお願いしました。すると、受け入れてくれました。問題の仕上がりはかなりおしゃれな感じに仕上がりました。家が心なしか広くなった気がしています。介護云々関係なく、段差をなくすリフォーム、なかなか良いと思っています。