1.介護リフォームというもの
私は少し前、恥ずかしながら介護リフォームというものがいまいちピンときていませんでした。
なんとなく家を購入したり、建てたりするときから、将来を見据えておくものであり、介護のためにリフォームをするという発想がなかったのです。
2.親戚が介護リフォームをした
そんな折、子供の頃に一度伺ったきりといった程度の親戚の家に行く用事ができました。緊張しながらお家を訪ねてみると、まず玄関へと続く長いスロープが見えました。
お父さんの車いすのために作ったのよと、親戚は話してくれましたが、なるほどこれが介護リフォームというものかと思ったのでした。
次に中に入ると、玄関には縦に手すりが取り付けられており、その先の廊下にもまっすぐと伸びています。家の中では極力歩いてほしいということで、手すりをつけて歩きやすくしたのだそうです。トイレにも手すりが取り付けてありました。
3.介護リフォームでより暮らしやすく
そのリフォームのきっかけとなった「お父さん」はデイサービスへ行っていたため直接会うことは叶わなかったのですが、親戚はお父さんがこの家で苦労することが減ったので介護リフォームをしてよかったといっていました。
介護リフォームはより暮らしやすくすることができる良いものだなと、思った経験でした。